患者さまからのお手紙

2011年8月に出産された患者さまから

掲載日:2012年11月 9日
 育児に追われご報告と御礼が遅くなり申し訳ございません。おかげさまで昨年8月に無事出産し43歳でママになる事ができました。
 顕微授精、採卵1回、2度目の凍結胚移植で授けて頂きましたので通院は約1年でしたが先生方、スタッフの皆様のおかげで治療を辛いと感じる事も無くアッという間でした。唯一、辛かったのは1度目も妊娠はできましたが胎嚢の中に赤ちゃんの姿が見えず流産手術となってしまいました。前の病院で「アナタの年齢だと妊娠できるのは11~12%」と厳しいお話を聞いていたので、この子はまだ妊娠できるよ!と教えに来てくれたんだと思うようにし、たくさん泣きましたが乗り越えることができました。
 2回目は赤ちゃんの姿も心拍も確認できホッとし浅田LCを卒業してから暫くは「もしかしたらまた・・・?」と不安な日々でしたが、若干血圧が高くなったものの想像以上に順調で幸せなマタニティ生活を送ることができました。予定日より5日遅れ、帝王切開予定日の前日に陣痛17時間で産まれた我が子を抱き、ようやく会えた嬉しさと感動で号泣してしまいました。笑顔、寝顔、小さな手足、しぐさ、すべてが愛おしく見ているだけで幸せな気持ちになります。
 なぜもっと早く治療を開始しなかったのか・・・悔やまれてなりません。浅田LCをご紹介して頂いた協立総合病院の日比先生、大変お世話になりありがとうございました。ご報告が遅くなり申し訳ございません。主人の子煩悩ぶりをお見せしたいです。院長先生にはちょうど名古屋駅前が開院する頃で、あまりお目にかかれませんでしたが主人の結果を伺った際に「兄弟の分までありますよ。」と力強いお言葉を頂き安心したのを覚えています。この低い確率をも覆すチーム浅田のゴットハンズは凄過ぎると思います。
 治療の中心となって下さった羽柴先生には「今回がダメだった場合、次はいつ頃・・・?」とスケジュールをお伺いしたら「どうして?1回で妊娠されるかもしれないでしょ?」と、いつもポジティブなお言葉で励まして頂き感謝の気持ちで一杯です。あまり期待しすぎても・・・と心のどこかでダメモトと思っていた自分を深く反省しました。佐野先生には女性ならではの質問もしやすく、治療中も優しく声を掛けて頂き嬉しかったです。浅田LCを離れられたとお聞きし寂しく思います。本間先生には2回とも胚移植を担当して頂き良い結果で「妊娠されてますね。おめでとうございます。」と初めて言って頂いたのは忘れられません。
 看護師の皆様には毎日の注射でお世話になりましたが、いつも優しく言葉を掛けて下さるので痛みが和らぎました。受付スタッフの皆様はどんな質問にも的確にお答え頂き頼りにしておりました。コーディネーター、培養士の皆様、なかなかお目にかかる機会が少なかったのですが卵ちゃん達を大切に管理して頂き感謝しております。
 今はまだ慣れない育児で精一杯ですが、もう少し余裕ができ可能性が残されているのならお迎えに行きたいと思いますのでその時はまた宜しくお願いいたします。我が子との幸せな毎日をくださった浅田LCの皆様、本当にありがとうございました。
 子どもを望まれるすべての方に可愛い赤ちゃんが授かりますよう心よりお祈りいたします。
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