患者さまからのお手紙

2012年3月に出産された患者さまから

掲載日:2012年10月19日
息子を無事出産して2ヶ月がたちました。妊娠を願う月日は早いような遅いようなの不安続きでしたが、出産してからの2ヶ月は毎日があっという間に過ぎていきます。忙しくとっても幸せな日々です。この日に至るまで、妊娠を願い治療をし、知人に紹介してもらったのが縁で私にとっては治療で4つ目の病院でした。
 診察を開始してすぐ子宮頸がん(過去の病院では見つからず)を見つけて頂き、最初に子宮頸がんの治療をしてから6ヶ月後のクリニック再開となりました。子宮頸がんは0期のがんで円すい手術のみで無事回復しました。がんと聞いたときには涙しましたが、子宮まで浸透していることなく子宮が残った事に妊娠の可能性を信じました。
 クリニック再開後、顕微授精にすぐ進みました。(過去の病院で人工・体外受精経験済)他の病院と比べると薬や注射、のみ薬の種類も多くとまどってしまいましたが、自分でも考えながら、アドバイスを受けながら信じて前に進む事にしました。採卵、凍結、翌周期に移植・・・薬を変えながら2回の失敗。金銭的にも考える状況になりつつありました。受精し分割が進む卵が毎回1個だったので毎回採卵しなくてはならないのも出費になった理由になると思います。3回目を最後と考え出したのは2回目が失敗に終わった頃でした。「浅田LCに来て癌を見つけてもらったんだから!40歳になるしちゃんと働こう」と考えてもいました。3度目の採卵も分割が綺麗に進んだのは結局1個。しかも楕円形でした。ダメかもしれない・・・と思っていた矢先の妊娠確定。本当に驚きでした。3回目には薬も驚くほど多くなりました。妊娠が確定したからといって出産するまでに心配や不安だらけです。でも先生を信じて赤ちゃんを信じて。。。今に至ります。
 結婚して15年目に我が家にやって来た赤ちゃんです。本当に健康な男の子がやってきました。今まで通っていたクリニックを考えると、浅田LCに通っていたのは実質半年!あっという間の卒業でした。採卵・移植は小栗先生に担当してもらいました。とても雰囲気が良く私は1番大好きな先生でした。分からないことも毎回ちゃんと聞いてくれます。移植の位置は大切だと思いますがとてもイイ位置に戻してくれました♪この場をかりてお礼を・・・本当に有難うございました。感謝しています。
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