患者さまからのお手紙

2012年1月に出産された患者さまから

掲載日:2012年8月10日
今年頭に42歳で無事男児を出産いたしました!筋腫の手術をしておりましたので帝王切開でしたが、妊娠の経過は特に問題もなくふつうに過ごすことができました。
 帝王切開で意識がある状態で、望んで望んできたわが子の泣き声を聞いたときこれまでにない、世界が一変するような気持ちになりました。今は赤ちゃん百面相といわれるくらい変わる表情や態度に振り回されながらも充実し、満たされた日々を送っております。
 でもここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
 浅田レディースクリニックに最初に行った時には38歳になっておりました。近くのクリニックで2回体外受精失敗後のことでした。浅田先生にまずは私の場合筋腫の手術をすべきだとの見解をいただき39歳になったときに手術をしました。
 そして最初の体外授精。採卵にて15個とれ、9個分割し、2回目の移植で妊娠しました。この時一卵性双子でしたが、8週で流産しました。父親の葬儀と重なりあまりのことにしばらく立ち直れませんでした。その後さらに凍結してあった受精卵の2回の移植時に妊娠。順調でしたが9週目で大出血し入院。ずっと入院し、赤ちゃんは元気でしたが、5か月に入った途端私の感染症で流産となってしまいました。この時すでに41歳、さすがにあきらめようかと思いました。
 でも浅田先生に「まだチャンスはあります。頑張ってみるならサポートします。」と言っていただきました。
 再度チャレンジしようと思うまでには紆余曲折ありましたがその後採卵し、8個の受精卵の中の1つが無事着床し、今度は何の問題もなく出産に至ることができました。
 浅田レディースクリニックは最新の技術で妊娠できるようサポートしてくれますが、先生もおっしゃっていたように「妊娠・出産は最後は人知の超えたところにある」と今、実感しております。
 つらい出来事を乗り越えたからこそ、今、妊娠・出産が奇跡なんだと思うことができるようになり、よりわが子を授かった命として大切にしていこうと思えるようになったのだと思っています。
 みなさんも自分を、そして浅田先生はじめ浅田レディースクリニックをまた、目に見えない何かを信じて前に進んでください。
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