患者さまからのお手紙

2012年1月に出産された患者さまから1

掲載日:2012年7月27日
今寝ている我が子を愛おしく見ながら、当時の事を思い返して体験記を書いています。
 私は二人目不妊で、別の婦人科にかかっていました。一人目はすぐ妊娠できたのに次がなかなか妊娠しない事で、自分が高齢ということもあり焦りを感じていました。
 そして、検査を進めていくうちに、妊娠できない理由が分かりました。主人の精子が極端に少なく運動率も悪く、自然妊娠は不可能ということです。(後で考えれば、最初に夫婦とも検査していたら、無駄に月日を重ねなくてもよかったのに・・・と悔います。)
 一人目、そしてその前の流産では、トライしてすぐ妊娠していたのでまさか主人の方に原因があるとは思ってもいませんでした。その結果を聞く1週間前に、私が不妊で悩んでいると打ち明けた友達から、浅田LCを勧めてきたのですが、特に転院しようとは思っていませんでした。が、妊娠するには顕微受精しかないと告げられてから、浅田LCにお願いしようと思い直しました。
 そして最初の受診時に詳しく検査をして頂き、やはり主人の精子の状態は悪く、私の年齢(当時39才)もあり顕微受精をして頂く事になりました。
 そして最初の受診から3ヵ月後、1度の肺移植で妊娠することができ思ってもみないスピードで卒業することができました。その間、自己注射、大量の薬の服用に副作用、上の子を連れての通院、専門用語の理解など、大人になってこんなに一生懸命頑張った事はないという位頑張れたのも、主人の協力はもちろん、親身になって治療してくれる先生方、スタッフの皆さん、待合室で見かける多くの女性達、そして体験記ファイルです。
 当たり前のことですが、妊娠、出産が終わりではなく、子ども達をきちんと育て上げ、社会に送り出す事に力を注いでいきたいと思います。

 PS:ガラスで囲われて独立したプレイルーム、子連れ通院の身としてはとても助かりました!これからも是非継続してください。子どもの出産日が、浅田LCに転院しようと決意した日でした。
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