患者さまからのお手紙

2011年8月に出産された患者さまから1

掲載日:2012年3月 2日
浅田先生、羽柴先生をはじめ諸先生方、培養士、看護師、スタッフの皆様、こんにちは。
 ご報告が遅くなり、申し訳ありません。2011年8月、無事女児が誕生しました。本当に、本当にありがとうございました。
 本来ならお手紙でご報告すべきところ、現在育児腱鞘炎でさらにひどい乱筆となりますので、メールにて失礼します。浅田LCに出会えて、本当によかったと思います。先生のおっしゃられた2年弱で子どもと出会うことができました。
 今だから言えますが、実は浅田LCに行くまで、私は妊娠のメカニズムも不妊に対する知識もほとんど持ち合わせていませんでした。インターネットで調べてみてもカタカナや英語、数値がたくさん提示されており、ほとんどチンプンカンプンで敷居が高く感じられました。
 それでも「子どもを授かりたい」と思い、初診受診前説明会を受けました。先生の説明といただいた資料で、なんとなくわかるところまで漕ぎつける事が出来ました。
 でも私が浅田LCに通おうと思ったのは、浅田先生が患者にこびることなく、かといって高飛車でもなく、厳しいけど丁寧なお話をされていたからです。
 私も真剣に向き合おう、そう思えた説明会でした。最も参考になったのは、「ご意見BOX」に寄せられた私たち患者の素朴な疑問に対する浅田先生の丁寧でわかりやすい回答でした。これを読むのが通院時の楽しみになりました。
 体外にステップアップしてからは5回の移植中2度の着床があり(うち1回は初期流産)、最後の卵が今こうして腕の中で眠っている娘です。くじけずに先生を信じて良かった。
 浅田LCの素敵なところは、技術が高いことはもちろんですが、先生方をはじめ、スタッフの皆さんが患者のメンタルに寄り添ってくださることだと思います。
 それは決して甘やかすことではなく、科学的根拠に基づいた真摯な態度で私たちと向き合ってくださっていました。この治療期間いろんなことがありましたが、私たち夫婦には大切な時間となりました。
 治療中の皆さんにも幸せ配達人がついています。多くの方に赤ちゃんが授かれますように、お祈りしています。
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