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採卵前のエコーの個数と実際の採卵数が違うのはなぜですか?
卵子は卵巣の中の「卵胞」を満たしている「卵胞液」のなかにありますが、大きさは約0.1~0.2mmと小さいのでエコー画像で卵子を直接確認することはできません。
そのため、内診のエコー画像では、卵子ではなく「卵胞」の数と大きさをみているのです。
なかには卵胞だけが育って卵子が入っていなかったり、まだ卵胞が未熟で卵胞壁から卵子が剥がれ落ちなかったりすることもありその場合、実際の採卵数は卵胞数より少なくなります。
逆に卵胞の陰にもう1つ卵胞が重なっていたり、採卵までの間に卵胞が育ってきたりすると、採卵数は卵胞数よりも多くなります。
このようにエコーで見える卵胞数は目安にすぎません。
また卵胞の大きさで卵子の成熟度を測りますが、これも大体の目安です。
人間の体は千差万別、なかなか確実に数値化することは難しいのです。
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