よくある質問
超音波卵管造影検査は痛いですか?アレルギーがでないかも心配です。
当院では、痛みが少なく安全性の高い造影剤を、必要最少量ゆっくり入れて検査します。
超音波卵管造影検査は、卵子と精子が出会う「卵管」が開通しているかどうかを調べる検査です。
子宮に細い管を入れ、造影剤を子宮から卵管に注入して、異常がないか調べます。
当院では、X線(レントゲン)ではなく超音波を用いて診断を行います。
★当院で使用している「ExEm」について★
「ExEm Foam Kit」は、「ExEm gel」と 「ExEm water(精製水)」が入ったシリンジを接続コネクターでつなげ、両方のシリンジ間を交互に行き来させて良く混合し、乳白色の造影剤を作成する製品です。
カテーテルを用いて、作成した造影剤を滑らかに注入します。
混合に伴い発生する微小気泡が安定しているため、鮮明な超音波画像診断が可能なっています。
「ExEm gel」 は「ヒドロキシセルロース」「グリセロール」からなります。
どちらの成分も、乳化剤、安定剤、保水剤、増粘剤、潤滑剤などとして様々な食品、化粧品にも多く使用されている安全性の高い成分です。
そのため、注入時の痛みや不快感、アレルギーの心配も少ないと考えられます。
これから検査を受ける方へ
過剰に心配される必要はありませんので、リラックスして検査に臨んでください。
体外受精報告書について教えて下さい
体外受精報告書でよくいただく項目についてご説明します。
<体外受精報告書の例>
■採卵・・・採卵された卵子の状態の内訳になります。
採卵についての記載の説明
項目 | 説明 |
---|---|
採卵日 | 採卵を行った日 |
採卵個数 | 採卵された卵子の合計 |
成熟卵 | 受精操作できるまで成長していた卵子の個数 |
未熟卵 | 受精操作できるまで成長していない卵子の個数 |
変性卵 | 細胞が壊れている卵子数 |
その他 | 既に分割が始まっていたり通常より大きな卵子数 ※※当院の大きな卵子の基準は直径130µm以上 |

媒精についての記載の説明
項目 | 説明 |
---|---|
媒精 (顕微授精数/体外受精数) |
顕微授精または体外受精をおこなった個数 |
正常受精卵 | 正常な受精を確認した個数 |
正常受精未確定卵 | 正常受精している可能性のある個数 |
異常受精卵 | 正常でない受精をしている個数 |
受精せず | 受精が確認できなかった個数 |
変性卵 | 細胞が壊れてしまっていた個数 |

前核が2個見えている状態

前核が1個しか見えていない状態
正常受精している場合もあるため、
培養を継続して胚盤胞になれば凍結

前核が3個以上見えている状態や
正常な過程を経ずに分割が始まった状態

前核が確認できなかった状態

細胞が黒くなったり収縮した状態
診察時に子供をつれて行きたいのですが。
名古屋クリニック、勝川クリニックでは親子待合、プレイルームをご用意しておりますが。
スタッフは常駐していません(託児ではございません)お子様から目を離さないようお願いします。
品川クリニックでは完全予約制の親子待合室をご用意しております。
詳細はこちら
駐車場はありますか?
当クリニック専用の駐車場はございません。
お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
現在通院中ですが、治療以外に何かできることはありませんか?
当クリニックでは下記のサプリメントを販売しています。
治療の補助としてご検討ください。
☆Asadaサプリ・・・活性酸素は体内に侵入した細菌などの異物を攻撃したり、体内の酵素反応を促したりするなど、私たちにとって大切な役割を果たしています。
活性酸素は、通常の酸素と比べて強い酸化力を持っており、これを適切に使うために、活性酸素を消去する仕組みが備わっています。
これがうまく機能していれば問題ありませんが、現代社会では、ストレスや環境悪化などの活性酸素が増加する要素が増え、その強い酸化力により、遺伝子やタンパク質等を傷つけることがあります。
また、活性酸素の除去する物質は、加齢により減少していくことが分かっており、対応するためには外部から補うことが必須となります。
活性酸素は身体の至るところで、複数の種類で発生しています。
それらに対応するためには、抗酸化ネットワークと呼ぶ複数の抗酸化物質を組み合わせる必要があります。
その観点で、まとめあげたのが「Asadaサプリ」です。
よく知られた抗酸化物質であるビタミンE(トコトリエノール)やビタミンCに加え、燃焼系にも寄与するコエンザイムQ10、L-カルニチン、カルチノイド類のアスタキサンチン及びリコピンから成ります。
最近「AsadaサプリⅡ」が出来ました。
免疫をテーマにしたサプリで腸内フローラ、子宮内フローラも意識し、ラクトフェリン、ビタミンDなども入っています。
活用して頂きたいと思います。
☆葉酸・・・妊娠を考えはじめた時から服用しましょう。
神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎など)の先天異常を予防できます。
☆DHEA・・・卵が育ちにくい、卵が少ない人に服用していただきたいサプリです。
もともとアンチエージングの薬ですので、副作用はほとんど心配ありませんが、肌が油っぽくなり、吹き出物が出る場合があります。
☆マルチビタミンミネラルフォーウィメン・・・妊娠前、妊娠中に積極的に補給すべき栄養素が、バランス良く配合されています。
葉酸、ビタミンB6・B12も十分な量で配合されています。
☆アンチオキシダントフォーメン・・・L-カルニチン、葉酸、亜鉛など精子のための栄養素が、バランス良く配合されています。
※ご希望の方は医師または受付にお申し出ください。
不妊治療で使う薬と風邪薬や便秘薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか。
当院で処方した薬において、一般的に他の診療科で処方された薬、市販薬と飲み合わせが懸念されるものは特にございません。
持病がおありなど、心配でしたらどうぞ診察時にお尋ね下さい。