培養室(ラボラトリー)

凍結融解胚移植について

掲載日:2014年3月23日

 前回の季刊誌では、新鮮胚移植よりも凍結融解胚移植の方が高い妊娠率を期待できることから、当院は全ての患者さまに凍結融解胚移植を行っていることを紹介させていただきました。今月号では、受精卵の融解方法と前核期胚または胚盤胞の融解における凍結融解胚移植について説明させていただきます。
凍結に関する内容は季刊誌vol.3を参照してください。

受精卵の融解

受精卵の融解説明1
番号1
 受精卵の凍結に使用する容器を「Top」といいます。Top先端のプラスチックフィラメントに受精卵を載せ、液体窒素につけることで凍結保存を行います。融解時にはTop先端を素早く融解液①に入れ、融解します。


受精卵の融解説明2
番号2
 受精卵の約60%は水分が占めています。凍結時には、水分が氷の結晶となり細胞質は傷害を受けます。
 そのため受精卵凍結時には、細胞質の水分を除いて凍結保護剤と入れ替えています。
 融解時には細胞質に水分を戻さなければならないため、融解液②・③・④と徐々に濃度を変えていき、凍結時に使用した凍結保護剤を浸透圧を利用して除去します。


受精卵の融解説明3
番号3
 融解後は、37℃に加温した状態で、専用の培養液中で移植まで培養を続けます。


3日目移植と胚盤胞移植について

3日目移植と胚盤胞移植について

 当院では受精直後の前核期胚での凍結、または培養して成長した胚盤胞の状態で凍結を行っております。
 前核期胚を融解した場合、体外で3日間培養を行い分割期胚に成長した受精卵を移植します。胚盤胞を融解した場合は融解した当日の午後に移植を行います。
 受精卵を融解し、患者さまの子宮に戻るまでしっかりと管理させていただきます。


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