培養室(ラボラトリー)

受精卵・精子の凍結保存について

掲載日:2013年6月28日

凍結保存について

受精卵や精子の凍結は、私たち胚培養士が空調が管理されセキュリティの整った培養室内で行います。そのため患者さまには、受精卵や精子の凍結を間近で見ていただくことはできません。しかし患者さまに受精卵や精子がどのように凍結保存されているかを知っていただくことで、少しでも安心して治療に臨んでいただけるのではないかと考え、今月号では受精卵や精子の凍結に用いる器材について簡単に説明させていただきます。
また、下記では凍結検体更新手続き時の注意点についてご案内します。

凍結に用いる器材

受精卵の凍結 受精卵の凍結はCryotop(クライオトップ)と呼ばれるプラスチックのフィラメントの上に少量の凍結保護剤 と共に凍結前処理をした受精卵を載せ、液体窒素(-196℃)に投入することで凍結を行います。
(受精卵凍結の詳しい説明は季刊誌vol.4参照)

 Cryotopはゴブレット[右下図]の中に収納して保管します。その際に、取り間違いを防止するために Cryotopは1本ずつバーコードを貼って管理し全5色で色分けされています。

受精卵の凍結

精子の凍結 精子の凍結は凍結から精子を守る凍結保護剤と呼ばれる液と混ぜられ、専用のストローに詰めて液体窒素で凍結を行います。 精子の凍結

・受精卵を凍結したCryotopや精子を凍結したストローは、ゴブレット[下図]という容器に入れて保管されます。ゴブレットが2本装着できるものをケーン[下図]と呼びます。
・1つのゴブレットにはCryotop又はストローが5本づつ収納できるため、1本のケーンにはCryotopやストローを10本収納できます。
・Cryotopやストローが収納されたケーンは液体窒素で満たされたタンクの中で保管されます。
※受精卵と精子は別々のタンクで、患者さまごとのケーンに保管されます

凍結保存について

凍結検体の更新手続きについて

振込をする際には、受精卵は「奥様の診察券番号と名前」、精子は「旦那様の診察券番号と名前」で 振込お願いします。
※お名前の前には必ず診察券番号を付けてください。
※必ず、受精卵は奥様、精子は旦那様の診察券番号と名前で振り込みをお願いします。

受精卵の凍結期限はコーディネーターから渡される全凍結の報告書または融解胚移植報告書、精子については精液検査報告書に記載されています。凍結期限の更新は凍結期限の月末までにお願いします。
例)2013年8月が凍結期限月の場合、更新を行う期間は2013年8月1日~8月31日となります。

手続きに関する詳しい説明は報告書と共にお渡ししている「更新のご案内」や当院受付前に置かれている「凍結保存検体がある患者様へ」というリーフレットで確認していただけます。


胚培養士(エンブリオロジスト)のお仕事紹介 一覧

品川クリニック
品川駅徒歩3分

無料説明会
毎月開催
完全予約制

1分でわかる浅田LCの治療方針特徴