不妊治療の用語集

子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)

子宮内膜症の一種で、子宮内膜組織が子宮筋層内で増殖している状態。
子宮を肥大させることもある。
子宮筋腫と違い手術で完全に取り除くことは難しい。


子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)

子宮内膜組織が卵巣や子宮の外側など本来の子宮内腔以外で発生する。
ひどい月経痛を起すことが多い。
卵巣内ではチョコレート嚢腫となる。


シクロフェニル

【経口の排卵誘発剤
セキソビット®など。
クロミフェン剤より排卵誘発効果が弱い。


習慣流産(しゅうかんりゅうざん)

流産は妊娠22週未満で妊娠継続が終結することをさし、その流産を2回くりかえす場合を反復流産。
3回以上くりかえす場合を習慣流産と言う。


受精障害(じゅせいしょうがい)

受精は卵子と精子が結合し、母親と父親の遺伝子が融合することだが、この受精がうまくいかないことをさす。
一般の検査では分からず体外受精してはじめて判明する。
顕微授精の対象となる。


人工授精(AIH) (じんこうじゅせい)

Artificial insemination by husband=AIHあるいはIUI(intrauterine insemination)。
排卵時期に合わせて、精子を直接子宮内へ注入する方法。
精液を培養液等で洗浄し、スイムアップや密度勾配法で良好な運動精子を選別・濃縮して使用する。
排卵には通常、排卵誘発剤を使用することが多い。


精液検査(せいえきけんさ)

一定の禁欲期間をおいたあと、マスターベーションにて採取した精液の精子の数や運動の様子を観察する。
数や運動率は変化が大きいため、2回以上検査する必要がある。


性交障害(せいこうしょうがい)

性交がうまくできない状態。
男性側では勃起できない、射精できないことが原因となる。
糖尿病を伴う神経障害や精神的な要因で起こることがある。


精子減少症(せいしげんしょうしょう)

精子が少ない状態。
(WHOでは精液1.4mL以上、精子濃度1600万/mL以上、運動率42%以上)を基準としているが、いろいろな基準、正常値がある。


精子無力症(せいしむりょくしょう)

精子運動率が低下している状態。


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