不妊治療の用語集

逆行性射精(ぎゃっこうしゃせい)

射精障害のうち、膀胱の尿道括約筋の収縮不全により膀胱内へ射出されることをさす。


クラミジア

性行為感染症(STD)の原因となる細菌の一種。
症状がほとんどないため子宮や卵管への感染が進行すると卵管を閉鎖したり癒着して不妊の原因となることもある。
子宮頚管の分泌液や血液で検査する。


頸管粘液検査(けいかんねんえきけんさ)

排卵頃、子宮頚管から粘液が多く分泌される。
この性状・量を調べ排卵を予測する。


原発性不妊(げんぱつせいふにん)

一度も妊娠の経験がない不妊症。


顕微授精(ICSI) (けんびじゅせい)

成熟卵子に精子を1つを微細なガラス針にて注入し、受精させる操作。
精子数が少ない、受精障害がある場合に行なう。


抗精子抗体(こうせいしこうたい)

精子不動化抗体。
精子に作用し運動を妨げ受精しにくくする。


高度生殖医療 生殖補助技術(ART)

体外受精、顕微授精など、卵子と精子を扱う治療。
(日本では人工授精以上の治療をARTとしている)


採卵(さいらん)

卵巣内の成熟した卵胞に穿刺針を挿入し、卵胞液を吸引して卵子を回収する。
通常は麻酔を行なう。


子宮奇形(しきゅうきけい)

中隔子宮、双角子宮などがある。
子宮は胎生8~15週ごろ、ミューラー管が融合してできるが、この融合が正常に行なわれない場合にいろいろなタイプの奇形が生じる。
流産が多くなるといわれている。


子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

子宮の筋層や粘膜下等にできる良性の腫瘍。
大きさや部位により妊娠しにくい状態となる。


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