妊娠の主役はたまご

卵には生命の原材料のすべてが入っている

では"いい卵"とは何でしょうか?

いい卵  これはいくら顕微鏡で見ても、外からでは判断できません。
 それは受精した後、細胞分裂してからの様子で初めて分かります。きれいに細胞分裂を続け、ちゃんと孵化して着床し、赤ちゃんにまで育つのが"いい卵"です。
 卵は妊娠の大もとの原材料です。
 成熟した卵子は、人間の細胞の中で最大のものです。120ミクロン、0.1ミリくらい。肉眼で見える唯一の細胞です。親指の先が普通の細胞とすると、卵子はビーチボールぐらい。体積にしたら何千倍です。
 なぜそんなに巨大細胞かというと、卵の中には、DNAを半分もらう以外のすべてが入っているからです。そこにひとつの生命がヒトとして誕生するために必要なすべての大もとが入っているからです。足りないのはDNAの半分だけ。赤ちゃんの材料は卵と精子の2つですが、卵にはDNAの半分、赤ちゃんの素材も栄養も全部詰まっています。

いい卵が順調に育って妊娠する

"卵"というと鶏やウズラの卵のように、受精したら、即ヒヨコが生まれる感覚ではないでしょうか。
 学校教育でも、精子が卵子にたどりつくと、受精の後すぐ着床にいってしまいます。「受精したら8割9割は妊娠」に近い感覚です。
 しかし、卵が受精して受精卵になっても、妊娠に結びつくわけではありません。妊娠まで行くのは"いい卵"だけです。
  体外受精や顕微授精では、人工的に卵子を取り出して、そこに精子をふりかけたり、あるいは顕微鏡下で精子を1匹、卵子に注入したりします。でも、精子が入ったからといって、必ずしもすべてに受精現象が起こるわけではありません。
 卵子はたいてい排卵誘発して多めに成長させて採卵しますが、全部が受精に至るわけではありません。細胞分裂を始めてからも、その様子はいろいろです。
 その中で順調に細胞分裂した受精卵を子宮に戻す(胚移植する)のですが、きれいな状態の良好胚ほど、子宮に戻した後ちゃんと着床して妊娠する確率は高くなり、状態の悪いものほど期待できなくなります。
 逆にいえば、いい卵さえあれば、赤ちゃんが誕生するのは自然なことです。ご主人が何歳であろうが、1回の射精の精子が1億であろうが10匹であろうが、元気であろうが生きが悪かろうが妊娠率は変わりません。
 卵は奇跡の細胞です。女性が生まれる前から、胎児である女性のお腹の中でずっと生き続けてきた神秘の細胞です。受精しても赤ちゃんまでいけなくなるかどうかは、ほぼ卵の生命力にかかっているのです。いい卵、生命力のある卵というのは、具体的にはその後の染色体遺伝子の動きがうまくいき、体の部位を順調に作っていける卵という意味です。


次は精子の役割はDNA配達

               
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