「対談」私たちが浅田を選んだ理由。

高度生殖医療という、重責を担う仕事に携わることについてなぜその職を自ら志したのか、またそれがなぜ浅田でなければならなかったのか。同期入職の胚培養士とコーディネーターの2人が思いを語った。

培養研究部 胚培養士
H.T 2013年入職

農学部で動物の卵子を用いた顕微操作を研究。生殖医療に関心が高く、特に顕微授精に関わる仕事を希望して浅田に入職。胚培養士として後輩を育てる立場でもある。

メディカルリレーション部
コーディネートグループ
ホルモン
コーディネーター
S.H 2013年入職

臨床検査を学び、検査技師として入職。血液検査や精液検査を行い、胚培養士と医師の間に立って正確な数値を報告する。人の幸せに関わる仕事がしたいと生殖医療業界を志望した。

浅田を選んだ理由は?

T:大学、大学院を通じて動物の卵子を使った核移植の研究をしていました。将来は希少動物の保護や種の保存に関わる仕事をと思っていましたが、仕事としては数が少なく、なかなか難しい現状がありました。 たまたま学生時代に参加した生殖分野の学会で、浅田レディースクリニックの名前を聞き、顕微授精に力を入れていることを知って、ここでなら自分が研究してきたことが活かせると思い入社を決めました。

H:Tさんは、大学で学んできたことをそのまま仕事にも活かしているんですね。私は臨床検査技師を目指して学んでいました。通常、検査技師の仕事は、病気を見つけるためのものです。しかし生殖医療業界では、いわば幸せを見つけてあげるために働けるということが魅力で産婦人科を希望。他にも見学しましたが、充実した設備と環境、部署ごとでの確立した組織に成長性を感じて選びました。大学では不妊治療については話を聞く程度で、ほとんど知識のないままのスタートになりました。

大学で学んだことが
活かされていると思うことは?

H:とにかく検体数が増加しており、それに伴い記録作業も増えています。正確な検査データをできるだけ早く出すということはもちろん、検体を最優先に考えて行動するということは以前から学び、実践していることです。
こと不妊治療に関しては、まったく新しいスタートでしたが、知識として新しいことを学ぶことで、治療の流れがわかりますし、この分野のスペシャリストとして自信にもつながります。学ぶ努力を惜しまないということも、学生時代から大切にしていることです。

T:確かにコーディネーターの仕事は検査からデータの打ち込みまで、仕事量が多いですからね。ラボもこのデータのおかげで、正確な仕事ができています。
私の場合、胚操作という点では、大学で学んだことがそのまま活かされていますが、そうした技術的なことよりも、学生時代の担当教授からは、生命倫理についてとても厳しく指導されました。生殖医療に関わる人間としての向き合い方が今に活かされていると思っています。ここでは人の受精卵を扱っているわけですから、絶対にミスは許されません。私たち胚培養士は、一日に何百個という受精卵を扱いますが、患者さまにとっては大切なたった1個の卵です。そのことを常に意識しなければならないと自分にも後輩にも言い聞かせています。

H:Tさんたちは、マイクロという世界で仕事をしていること自体がすごいことですよね。そういった意味でも、ここの胚培養士たちへの教育制度はとても充実していると思います。もし自分が患者さまの立場なら、ここを選びますね。安心して任せられますから。

浅田レディースクリニックの強みは?

T:やはり最新設備が充実していることが挙げられます。それが結果につながっているとも思いますし。また顕微授精に関しては、実績の多さも強みのひとつだと思います。
ハードの面だけでなく、部門間での連携がうまく取れている点もよさだと思います。ドクター、胚培養士、コーディネーター、事務部門などが上下関係ではなく、並列であること。さらに全員が同じ目的に向かって同じ考え方で動いているというところは自慢できますね。これだけ多くの患者さまが、ここを選んで来てくださるというのは、私たちのそんな思いが伝わっているからではないでしょうか。

H:私もまったく同じことを思っていました。連携が重要な仕事ですから、それがいいというのは最大の強みだと思います。加えて、私自身がそうですが、まったく生殖医療の知識がない状態で入職しても、教育制度が整っているので不安なく仕事ができるということもいいところだと思います。

T:胚培養士も、半数はまったく違う専門分野から来ています。志さえあれば、責任をもって育てる。そこが素晴らしいですよね。

今後、我々がやるべきことは?

T:採卵数も移植件数も増え続けています。胚培養士の人数をさらに増やさなければならないのですが、私たちがしっかりと後輩の指導をして、一人前の胚培養士を育てなければと思っています。肝心なのは、やはり「気持ち」の部分です。一個の卵が受精して子供になるという、その重みをどんな時でも感じられる胚培養士を育てていくことが、私の役目のひとつです。
その先は胚培養士内での仕事のローテーションが可能になるくらい、全員が幅広い知識と技術を身につけることが必要だと考えています。当院の顕微授精の受精率は高く、多くの患者さまから高い評価と大きな信頼を寄せられています。こうした信頼にこれからも応えられるよう、結果に妥協することなく、新しい基礎研究にも力を入れるなど、業界を牽引していくという強い思いで取り組んでいかなければと思っています。

H:我々コーディネーターも、患者さまの増加に伴い、仕事のスピードと正確さが要求されています。私も教育係になっていますが、患者さまを待たせないということをモットーに、いかに正確に早くデータを出し、ドクターやラボに渡すかということを後輩に伝えています。
その上で、私自身としては、将来の生殖医療の発展のためにも、学会用のデータをまとめたり、資料を作成したりする時間をもっと取っていきたいですね。

学生さんへのメッセージ

H:私は新卒の第1期生なのですが、皆さん、温かい人ばかりで、丁寧に指導してもらったおかげでここまで続けてこられました。ここは教育システムも確立されており、人間関係もいい働きやすい職場です。コーディネーターに関しては、おそらく全員が新しいスタートを切ることになると思いますので、仲間と一緒に新しいことを学ぶ充実感が得られると思います。患者さまの妊娠反応が出た時、出産して卒業した時、さらにその後の赤ちゃんの成長の記録もとります。患者さまの喜びに寄り添えることが、何より大きなやりがいになるはずです。

T:胚培養士に関しても、同じくやる気があれば、異分野からでもスタートできます。技術的な面は責任をもって育てますので任せてください。精神的な面から言えば、なかなか思うようにいかないことも多く、その度に落ち込んだり悩んだりすることはもちろんあります。それでも次へ!という思いになることが大事です。辛抱強く、それでいて気持ちの切り替えができる人、さらにやはり倫理観のある人と一緒にやっていきたいですね。

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