不妊治療の用語集

ショート法(調節卵巣刺激法)

 調節卵巣刺激法とは、体外受精において治療の成功率を高めるため、卵胞の発育を見ながら排卵誘発剤を計画的に使用し、採卵をベストな状態で行う方法です。
 ロング法とショート法、アンタゴニスト法という3つの方法があります。中でもショート法は一般的に高齢の方や、卵巣機能がやや低下している方に選択されるスタンダードな方法です。その具体的な方法は、月経開始と同時にGnRHアゴニストという点鼻薬を毎日使用して、同時に排卵誘発剤の注射を投与して、排卵コントロールしつつ、採卵するタイミングを合わせていきます。その名の通り、ロング法よりも点鼻薬を使用する期間が短くなります。

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採卵(さいらん)

卵巣内の成熟した卵胞に穿刺針を挿入し、卵胞液を吸引して卵子を回収する。
通常は麻酔を行なう。

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子宮奇形(しきゅうきけい)

中隔子宮、双角子宮などがある。
子宮は胎生8~15週ごろ、ミューラー管が融合してできるが、この融合が正常に行なわれない場合にいろいろなタイプの奇形が生じる。
流産が多くなるといわれている。

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子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

子宮の筋層や粘膜下等にできる良性の腫瘍。
大きさや部位により妊娠しにくい状態となる。

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子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)

子宮内膜症の一種で、子宮内膜組織が子宮筋層内で増殖している状態。
子宮を肥大させることもある。
子宮筋腫と違い手術で完全に取り除くことは難しい。

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子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)

子宮内膜組織が卵巣や子宮の外側など本来の子宮内腔以外で発生する。
ひどい月経痛を起すことが多い。
卵巣内ではチョコレート嚢腫となる。

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シクロフェニル

【経口の排卵誘発剤
セキソビット®など。
クロミフェン剤より排卵誘発効果が弱い。

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習慣流産(しゅうかんりゅうざん)

流産は妊娠22週未満で妊娠継続が終結することをさし、その流産を2回くりかえす場合を反復流産。
3回以上くりかえす場合を習慣流産と言う。

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受精障害(じゅせいしょうがい)

受精は卵子と精子が結合し、母親と父親の遺伝子が融合することだが、この受精がうまくいかないことをさす。
一般の検査では分からず体外受精してはじめて判明する。
顕微授精の対象となる。

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人工授精(AIH) (じんこうじゅせい)

排卵時期に合わせて、精子を直接子宮内へ注入する方法。
精液を培養液等で洗浄し、スイムアップや密度勾配法で良好な運動精子を選別・濃縮して使用する。
排卵には通常、排卵誘発剤を使用することが多い。

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精液検査(せいえきけんさ)

一定の禁欲期間をおいたあと、マスターベーションにて採取した精液の精子の数や運動の様子を観察する。
数や運動率は変化が大きいため、2回以上検査する必要がある。

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性交障害(せいこうしょうがい)

性交がうまくできない状態。
男性側では勃起できない、射精できないことが原因となる。
糖尿病を伴う神経障害や精神的な要因で起こることがある。

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精子減少症(せいしげんしょうしょう)

精子が少ない状態。
(WHOでは、精液2.0ml以上、精子濃度2000万/ml以上、運動率50%以上、奇形率70%以下)を基準としているが、いろいろな基準、正常値がある。

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精子無力症(せいしむりょくしょう)

精子運動率が低下している状態。

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精巣生検(せいそうせいけん)

無精子症と診断された場合に行なう。
精巣の組織を一部採取し、精子の元になる細胞や未熟な精子、精子がつくられる際に栄養を送る細胞があるかを観察することで精子がつくられているかを調べる検査。

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染色体検査(せんしょくたいけんさ)

染色体は遺伝情報を担う生体物質で細胞の核内に存在する。
人の場合は22組(44本)の常染色体と性別を決める1組(2本)の性染色体がある。
性染色体は女性の場合X染色体が2本、男性の場合はX染色体とY染色体の各1本で構成される。
この染色体の本数や構造が正常でない場合に不妊や不育症の原因となることがあるため、血液中の血球細胞で検査をする。

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桑実胚(そうじつはい)

受精(採卵)後4日目の胚の状態。
分裂した細胞が結合した様子になる。

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早発卵巣不全(早発閉経) (そうはつらんそうふぜん(そうはつへいけい))

40歳以前に卵胞が消失し閉経になる。
FSHLHが高値になる。

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続発性不妊(ぞくはつせいふにん)

妊娠・出産歴はあるがその後に妊娠を望んでも妊娠に至らないこと。
2人目不妊とよばれることもある。

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